この日は、クイーンズタウンを出てからの移動がちょっと多めです。
この旅一番の秘境ミルフォード・サウンドに向かいます。
山道をひたすら走ること約3時間。テ・アナウという町で休憩です。公共トイレなどを使ったんですが、NZ$1(約80円)硬貨を入れて入場するのですが、普段使いなれない硬貨を選んで支払ってゲートを通過という流れが切羽詰まっていたらもどかしいですね。せめて後払いにしてくれたらいいのに(笑
シンボル的に立っていたタカヘという鳥の像。この鳥も飛べないんだって。見てみたいなぁ。
テ・アナウからはさらにクネクネの山道が続きます。脇にはミルフォード・トラックという「世界一美しいい散歩道」と称されるトレッキングルートがあります。途中、幾つものビューポイントがあって、その中からおすすめされた数カ所に寄ってみました。
まずはミラー・レイク。文字通り鏡のように滑らかな水面・・・のはずがちょっとさざなみだっていますね。水面に映ることで正しく読める看板の文字はかろうじて文字は読めるぐらいでした。
この地域は年間の降水量が7000〜8000mmもあり、約230日は雨が降るんだそうです。いくら晴れ男でも流石にここは雨。
そのおかげで植物は常に元気。地表だけでなく木の幹や枝にまで苔がびっしり生えています。これがとても幻想的でキレイ!
苔だけでなく花も多く、この黄色い花はバターカップと呼ばれるキンポウゲ(ラナンキュラス)の一種。ツヤツヤで水玉も似合いますね。
ほぼ頂上付近にあるこのトンネルはホーマー・トンネル。片側通行の真っ暗なトンネルで、長さは1219m、ミルフォード・サウンド側に向かって10%勾配(10mにつき1m下がる)なんです。真っ暗で狭いトンネルで、更に坂道なのでめっちゃコワイ。
ミルフォード・サウンドに向かって最後の観光ポイントはThe Chasm(キャズム)。15分ほどの散歩コースで、一番奥には滝と川があります。
この川の岩肌は、長年に渡って川底を転がった硬い石によって面白い形に削れています。
駐車場に戻ってきたら野生のKIAがいました。ニュージーランドの野鳥はどれもあまり人を怖がらないのか、かなり近づけてしまいます。かわいいなぁ。
クイーンズタウンから約4時間かけて到着したクルーズ桟橋は、とても立派な建物なのに携帯の電波は圏外。FreeWi-Fiも無い(有料が激高!)ので、実質、テ・アナウの町が最後の通信ポイントだったんですね。なので翌日テ・アナウに戻るまで約20時間の間音信不通になってしまいました。
この後、船に乗ってミルフォード・サウンドの入江で一泊するので、この日の移動はここまでです。
本日の走行距離
Day7 クイーンズタウン〜ミルフォード・サウンド 約290km 総走行距離 約1010km
NZ紀行
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