約9ヶ月ぶりの友人との那覇呑みは「旬菜 こかぶ亭」で。
久々の再会に尽きない話題を肴にお酒が美味しい。今度はこっちが福岡に伺わないとなぁ。
美栄橋駅近くの路地にある「旬菜 こかぶ亭」。入口がちょっと分かりづらかったけど、その分静かでいいな。
店内は明るく、カウンターとちょっとした個室があり、用途を選ばず使えるお店といった雰囲気です。
今回は8,800円のおまかせコースをお願いし、それに合わせた日本酒を楽しませていただきました。
まずは前菜「富山産ホタルイカと土佐酢のジュレ」。ホタルイカの季節ですね〜。沖縄では少々高くスーパーで買い求めることはなかなかないけどこうやって旬を味わえるのは四季を感じられていいですね。
椀物は「蛤と筍の真丈」。柔らかく煮たカブとギョウジャニンニクの葉。まぐろ節を使うという出汁はスッキリしつつも甘みと旨味が強い。
真丈を食べると、蛤のふくよかな旨味が口いっぱいに広がり、サクサクとした筍の食感もいい。
新潟県 高千代酒造の「高千代 高龗(コウリュウ)朱判(アカバン)」。
オレが高千代好きと知ってのラインナップか?(笑 聞けば酒屋さんにいま一番オススメの日本酒ですって進められたのだとか。たしかに美味いよなぁ。
お造りは、沖縄のメバチマグロ、キンメダイ、そして福岡のアオリイカ。
一度も冷凍されていないマグロはメバチながら味も濃く美味しい。キンメダイは「かりゆしキンメ」というブランドで沖縄近海で上がったからか脂は少なめ。もっちりと甘いアオリイカは飾り包丁も美しい。
新潟県 越銘醸の「山城屋 ファーストクラス」。ふわりと柔らかな口当たりにすっとキレる後味でどんな料理にも寄り添う味わい。
焼き物は「太刀魚の炭火焼き」。太刀魚の身はふわふわと柔らかくとってもジューシー。焼き筍も香ばしくてとっても美味しい。
「蓮根饅頭」には生雲丹とたっぷりの餡がかかっていてしっとり熱々。蓮根の優しい甘みに生雲丹があうわぁ。
蓮根饅頭の餡の出汁感に合わせるのは、福井県 黒龍酒造の「黒龍 純吟」。しっかりと感じることができる米の旨味は五百万石特有のとろけるような甘みもある。
〆は「季節の土鍋ご飯」です。この日の土鍋ご飯は紅鮭の炊き込みご飯で、トッピングにいくらをたくさんかけてもらいました。
炊きたてのご飯の香りがたまらない〜。これだけで呑めるぞ。
紅鮭とコーンだけでもめちゃくちゃ美味しいのに、そこにたっぷりのいくらだもんなぁ。不味いわけがない。
食べきれなかったご飯はおにぎりにして手土産にしてくれるのでそれもまた嬉しいですね。しっかり次の日の朝ご飯にいただきました♪
料理もお避けも、そしてそれらを出すタイミングも素晴らしい。
最近では何でもリアルタイムに手に入る沖縄ですが、やっぱり旬のものを食べて四季を感じるっていいですね。
落ち着いた雰囲気なのでちょっとした接待にも使えますね。
旬菜 こかぶ亭
沖縄県那覇市久茂地2-17-7
050-5592-4169
営業時間:18:00〜00:00
定休日:日曜日