薬院駅近くにある、通称「三角市場」にある「博多酒場 ソルリバ」というお店でおでんを食べようと連れてきてもらいました。

「三角市場」はワインバルや沖縄料理屋など、以前もいろいろと連れてきてもらったことがあるんだけど、一番奥にある「博多酒場 ソルリバ」は初めて。オシャレな形の提灯(?)が目印になっています。

店内はお世辞にも広いとは言えない大きさで、カウンター席に座ったら後ろを通るのもやっと。10人ほどがキャパかな?
店内にはおでんの美味しそうな香りが立ち込め、寒い日にはほっこりと嬉しい気持ちになりますね。

おでんは種類も多く、この店お一番人気のメニューになっています。何を食べようか迷ってしまいますね。

というわけで、おでんの中からオススメを何点か盛ってもらいました。
厚揚げ、練り物、ソーセージ、玉子、トマト、青菜など、定番だけどちょっとだけ「外し」が入っていて楽しい。出汁は、色が薄くてスッキリした昆布+鰹節がベースになっている。関東の醤油ベースでもなければ、関西の甘めな感じでもない。福岡風というべきか?そこに他の素材からでた様々な味わいが重なっていてとっても複雑。スキッとキレる淡麗な日本酒に合いそうだな。

と、カウンター越しに日本酒用の冷蔵庫を覗き込むとなかなかのラインナップ。そうか、ここは日本酒も強いのか〜。いい店を教えてもらったよ。

まずはおでんに合うお酒をってことで、千葉県 寒菊銘醸の「寒菊 純米大吟醸 剣愛山50 ‑Chronicle‑」
徳島が生んだプレミアム酒米「剣愛山」を使い、ラベルにも徳島県の県カラー「藍色」を使ったお酒。梨のような香りと透明感のあるキレがとってもいい。

「牡蠣のおでん」は注文が入ってから牡蠣をおでんの出汁でさっと煮るので、身が縮まっておらずプリプリで美味しい。たっぷりのワカメもいいなぁ。

日本酒2杯目は、埼玉県 南陽醸造の「花陽浴 純米吟醸 山田錦55 生原酒」。
とろっと甘くて、フルーティでジューシー。すっきり系に行こうかとも思ったけど、冷蔵庫の中に花陽浴のラベルが見えたから、ここぞとばかりに飲ませていただきました。
ここはレア酒もいろいろあって、なかなか出会えないお酒を飲むことができるので嬉しいな。
お隣のお客さんも而今を飲んで唸ってました(笑

お腹も落ち着いて、友人お気に入りの「レーズンバター」をツマミながら少しゆっくりな時間。
流石にお腹いっぱいなんだけど、もう一軒連れていきたいみたいです・・・次はなんだろう?
博多酒場 ソルリバ
福岡県福岡市中央区渡辺通2-3-32 三角市場内
090-1367-6031
営業時間:18:00 – 01:00
日・祝日:15:00 – 23:00
定休日:不定休