福岡っぽいものを食べたいとリクエストして、友人がチョイスしてくれたお店は春吉の有名店「きはるの胡麻鯖や」。名前は知っていたけど行ったことがなかったから嬉しいな。

国体道路の春吉交差点脇にある建物の2階にあるのが「きはるの胡麻鯖や」。もともとは「きはる」だけの店名だと思っていたけど、いつの間にか変わっていた。分かりやすくていいね。
食べログでも居酒屋WEST100名店に選ばれるほどの人気店で、普段ならなかなか予約も取れないところ、定休日の日曜日にも関わらず祝日前ということで営業していて入ることが出来ました。

趣のある店の奥の座敷に通され、気になったサバ料理を一通り注文して、ふっと落ち着く。友人との数年ぶりの再開をこのときになってようやく実感してしばし近況報告など。
お通しを摘みながらひとまずビールで仕切り直す。
お通しは、茶碗蒸し、かぼちゃサラダ、鶏皮ポン酢。

「きはる」の名物料理といえばやっぱり「胡麻鯖」でしょう。五島列島の漁場から水揚げされた新鮮なサバはコリコリとした歯ごたえで、醤油、みりん、胡麻の甘塩っぱい味付けがたまらない。福岡に来たらやっぱりサバは食べなきゃなぁ。

もちろん、お刺身としてもいただきました。胡麻鯖と違って素材の爽やかな脂が感じられて、青物好きとしては刺身のほうが好きだな。多めのワサビと塩で食べるのが最高にうまい!

面白いところでは「サバコロッケ」。ホクッとしたじゃがいものコロッケにほぐした焼鯖が混ぜてあって、ひき肉のコロッケとも一味違った香ばしさとサバの脂が、思った以上にコロッケに合っていてびっくり。
他にも九州の美味しいものがいろいろ集まっていて、福岡に来てお店に迷ったときはここを選んでおけば間違いなしという感じ。
店の雰囲気も落ち着いていて接待にも使えるのがいいですね。
きはるの胡麻鯖や
福岡県福岡市中央区春吉3-21-28 2F
092-752-3312
営業時間:17:30〜22:30
定休日:日曜日