北海道 ニセコ町・2019年に新設された「ニセコ蒸留所」を見学したあとは併設バーでちょっと一杯。

三日目はホテルをレイトチェックアウトにして、近くの「ニセコ蒸溜所」の見学に行ってきました。
まだできたばかりでウイスキーは販売されていませんが、蒸留工程や貯蔵庫の見学は面白かったですよ。

ニセコ蒸溜所
ヒルトン ニセコヴィレッジからクルマで10分ほどのところ、ニセコアンヌプリスキー場のすぐ近くに2019年に建築された新しいウイスキー、ジンの蒸溜所です。

ふきのとう
この辺りは標高も少し高く、気温も低めでまだ出たばかりのフキノトウがたくさん生えていました。山菜摘みにも良さそうなところですね。クマには注意ですが(笑

カッコいい建物
ニセコ蒸溜所に到着すると右手に蒸留棟、左手に貯蔵棟があります。
蒸留棟はショップやバーもあってとってもオシャレな建物です。

プレート
うわー、テンションがアガる! ロゴもカッコいいですね。

ポットスチル
いよいよ中へ。入るとすぐに左にある大きなポットスチルが目に入ります。スコットランド製のポットスチルで奥のストレートの方で1次を、手前のくびれたほうで2次の蒸留を行います。カッコいいですね〜。
手前にはバーもあり、ここで作られたジンや新潟のグループ蒸溜所で作ったライスグレーンウイスキーなどが飲めます。

ショップ
珍しい木造の蒸留棟は地元産のカラマツの木が使われていて木のぬくもりが感じられる空間です。奥にはショップもあり、新潟燕三条の名産品やワイン、日本酒、そしてウイスキーやジンなどのお酒が購入できます。
なぜ燕三条の・・・と思ったんですが、このニセコ蒸溜所って日本酒で有名な八海山酒造が出資しているんですね。

貯蔵庫
予約してあった見学コースでウイスキーの製造工程を案内してもらい、ポットスチルのすぐ近くまで行くことができました。ここにいくならぜひ見学コースの予約をオススメします。
そして別建物の貯蔵棟へ。ここは温度調節せずに貯蔵をしているらしく冬はマイナス、夏は20度以上にも変化するそうです。
ウイスキーの製造から3年が経ち、名前的にはウイスキーを名乗れる熟成年数は経っているんですが、まだ出荷の予定はないとのこと。早く飲んでみたいですね〜。

ニューメイク
というわけで樽詰め前のニューポットウイスキーをいただくことができました。
アルコール度数が60度でかなり角はありますが後味は香ばしさも感じる、熟成が楽しみな味わいでした。

交換カード
ここで見学スタート時に渡されたカードを使ってバーで1杯交換して飲みましょう。
ドライバーはもちろんノンアルコールのみですよ。奥さんが運転をしてくれるので安心して飲める♪

ライスグレーンウイスキー
ジンは自宅用に購入したので、ここでは新潟の魚沼蒸溜所で作られた、米を主原料としたライスグレーンウイスキーをいただくことにしました。
モルトに比べてやっぱり甘さが出てくるんですね。後味はかなり上品でこれはこれで発売が楽しみです(2024年中には発売予定だそうです)

甘酒Xジンジャー
奥さんはドライバーなのでノンアルコール飲料を。「発酵✕ハッコウ」という甘酒とジンジャーシロップ、炭酸を使った飲み物を飲んでいました。めちゃくちゃ美味しかったらしくショップで甘酒とジンジャーシロップもお買い上げ〜。家でも作ってみようっと。

Ohoro GIN
ニセコ蒸溜所のジン「ohoro」は「続く」というアイヌ語からつけられたもので、発売間もないのにWORLD GIN AWARDにてダブルゴールドを受賞! 今度ジントニック作って飲んでみよう。楽しみだな〜。

お酒好き、ウイスキー好きなら是非訪れてほしいニセコ蒸溜所。その際は見学予約も忘れずに〜。
レアな日本酒やウイスキーも購入できますよ。

ニセコ蒸留所
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ478-15
0136-55-6432
営業時間:10:00〜17:00(要予約)
定休日:なし

ニセコ蒸溜所その他 / 比羅夫)

昼総合点★★★☆☆ 3.0

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