武蔵小山の行きたかった店ってのがここ「うなぎ串 梅星」。
焼き鳥、焼きとんもいいけどうなぎ串ってのがそそるんですよねぇ。
武蔵小山の商店街からはちょっと外れたところにある「うなぎ串 梅星」。近くに「豚星」という店が商店街にあってその姉妹店だそうです。
この間口の狭い感じが良いですよね〜。外でも立ち呑みできるってことで犬を連れたお客さんが飲んでた。
店の中は人ひとり立てば後ろを通るのもやっとという狭さの立ち呑みカウンターのみ。一番奥に一分テーブル上になったところはあるけどそこでも3人ほどが立てばぎゅうぎゅう。
メニューはレンジフードに貼られていて、その日のオススメはホワイトボードに書いてあります。黒い磁石が貼ってあるのは品切れです。
それでも「一通り(1,670円)」という6種類のうなぎがセットになったものを注文しました。普段なら本当に頭から尻尾までひととおりが食べられるんですが、この日は年末ってことでうなぎが結構なくなっていて普段とは違うラインナップで焼いてくれました(なので値段も少し違ったはず)。
まずはじゅわっと脂がのった「カワ」。ちょっと脂が強いけどその分旨味も濃い。
次は「倶利伽羅」という部位を塩で。倶利伽羅というのは不動明王が持つ剣に巻き付いた炎(龍という説もあり)に見た目が似ているからと名付けられたもの。うなぎでは背びれに当たる部分なので歯ごたえもあり、脂の乗りも少なめ。塩焼きなのであっさり美味しい。
倶利伽羅(タレ)と短冊(塩)。短冊が腹側の身なので、うなぎを背中とお腹で食べ比べるという感じです。しかもこの日は他がなかったので倶利伽羅と短冊が塩とタレで食べ比べるというちょっとした贅沢ができました。
やっぱり短冊は普段食べる蒲焼に近いので身も柔らかくて美味しいなぁ。
でもうなぎ串好きとしてはカブト(頭)やヒレなんかも食べたかったなぁ。またリベンジしなきゃ。
途中、口直しに頼んだ「玉ねぎの酢漬け(390円)」が美味しい!口がスッキリしていいカンジにリセットできますね。
シメの一本は「肝」。これは外せないよなぁ。ほろ苦くて大人な味。お酒が進むぜ!
いやぁ、来てよかった。
時々行きたくなる新宿思い出横丁の「カブト」もいいけど、周りにも立ち呑みできる店が多いムサコもいいなぁ。
うなぎ串 梅星
東京都品川区小山4-9-1
03-6421-6359
営業時間:16:00~23:00
土・日・祝は15:00~
定休日:月曜日