東京にいることを知った友人から、暇なら浅草で飲み歩こうとお誘いが。
そんなお誘い断るわけ無いですよね。土地勘なさすぎて雷門に向かうのに浅草橋駅で一旦降りちゃって慌てたのは内緒(笑
ベタに雷門前で待ち合わせてすごい人混みの仲見世通りを通り抜けて、通称「ホッピー通り」へ。
そこで1、2杯呑んだ後次の店へ・・・ところが休業していて、どうしようかと迷っていたところに「浅草 立呑み 洒落者(しゃれもん)」を発見。外観と入り口に貼ってあったメニューを見てここに入ろう!となったわけです。
店内は10人ほどが使える立ち呑みのカウンターと予約専用の椅子あり個室(8人ほど?)のこぢんまりしたお店です。いい感じに薄暗く雰囲気もいい。
「ホッピー通り」でビールを飲んできたので、ここでは1杯目から日本酒です。
富山県 清都酒造場の「勝駒 純米 生酒」
いわずと知れた少量生産のレア酒ですが、やっぱり旨いから呑んじゃいますね。
ちょっと早めだけど「コハダ酢〆(350円)」がありました。コハダ、好きなんですよねぇ。沖縄じゃなかなか見かけないから本州に出てきて見つけるとついつい食べたくなってしまいます。しかも350円って安すぎません?
秋田県 両関酒造の「花邑 純米吟醸 出羽燦々」
フレッシュでジューシーな爽やかなお酒ですね。これもなかなか買えないんだよなぁ。
「焼豚黒塩ポテサラ(450円)」
シンプルなポテサラに薄切り叉焼がたっぷり。どこのか忘れちゃったけど真っ黒な塩がかかっていて、これがいいアクセントになっています。
三重県 木屋正酒造の「而今 純米吟醸 山田錦火入」
旨味、酸味、そして若干のガス感とバランスの良い日本酒代表のような美味しさ。
「赤貝ひもの甘辛煮(450円)」
甘めに煮た赤貝のひもはコリコリした食感で、日本酒の旨味にめちゃくちゃ合う。こんなのをつまみに呑んだら幸せになっちゃいます。
長野県 小布施ワイナリーの「ソガ・ペール・エ・フィス イリヤ・ソントン」
長野県の小布施ワイナリーがワインのオフシーズンに少しだけ作っている日本酒。軽やかな酸味とフレッシュな飲み口はまさに白ワインのようです。
「焼き鯵メンチ いぶりがっこタルタルで・・・(450円)」
肉のメンチカツじゃなく焼き鯖!?と気になって注文したんですが、これが脂がしつこくなくて美味しい!いぶりがっこがたくさん入ったタルタルソースもスモーキーで美味しい。
ここからはメニューにないお酒をお店の方が「1合取れないからお試しで」と安く提供してくれたもの。メニュー以外のストックもいっぱいあってかなりの頻度で口開けしているそうです。
愛知県 神杉酒造の「神杉 復刻日本晴 純米生酒」
「日本晴」という酒米(もとは食用米)を神杉の契約農家さんが復活させたという経緯を持つ日本酒。とろっと甘く米の旨味をしっかり感じるお酒でした。
「岩のりクリームチーズ(450円)」
お腹もそこそこいっぱいになったけど、まだまだ飲みたい!ってことでお腹に溜まらないおつまみを。
秋田県 稲とアガベの「稲とアガベ DOBUROKU series どぶろく ホップ」
日本酒ながらホップを使っていて爽やかな苦味が残る後味。1:1でビールで割ると美味しいんですよとビール割も用意してくれました。こっちはビールの後味に日本酒の甘みが残るという逆の味わいが出来て面白かった。
「北海 つぶ貝 生姜煮(450円)」
昔から父親が好きで、なんだか大人な食べ物だったつぶ貝を自分が好きになるとはなぁ(笑 貝の出汁と肝のホロ苦が最高♪
「お会計を・・・」と言いかけたところで「こんなのもありますよ」と出してくれた真っ青なボトルは
高知県 土佐鶴酒造の「土佐鶴 アジュール 純米吟醸」
フルーティな酸味とまろやかな甘味で本当にフルーツを食べているかのような日本酒です。おしゃれなボトルで日本酒っぽくなくてかっこいいですね。
お酒のラインナップはさることながら料理が何より安くて美味しい。
メニューは大体が350円〜550円と1、2人で食べるのに丁度いいくらいの少ポーションなのが嬉しいですね。
そしてお店の方々の接客がすごく丁寧で楽しくてついつい呑んでしまいます。
浅草周辺は他にもいっぱいお店がありますが、また立ち寄りたい店だなぁ。
浅草 立呑み 洒落者
東京都台東区雷門1-8-9
03-5246-4325
営業時間:16:00〜0:00
[日・祝]14:00〜22:00
定休日:月曜日
立呑み 浅草 洒落者 (居酒屋 / 田原町駅、浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ))
夜総合点★★★☆☆ 3.8