釣り仲間とちょっぴり大人な飲み会に行ってきました。
第一回目は友人T氏のオススメで新都心にある「目白大村庵」で蕎麦コースとなりました。
那覇新都心の合同庁舎裏手にある「目白大村庵」は住宅街にぽつんとあるお店。
目立ったファサードはなく、暖簾がなければマンションの入口かと思うほど。
ふと入口の看板を見てみたら・・・貸し切り!?
今日、3人なんですけど? それでやっていけるの?(笑
聞けば夜はコースなので一組のお客さんに集中するために一組限定としているそうです。スゴイ心意気ですね。
店内はカウンターとテーブルが3つ。14人ほど入るようなので夜一組で大丈夫なのかな?
ランチは普通に入れるようなので、今度はランチでも来てみたいなぁ。
夜のコースは3,800円のコース一つだけ。それに今回は大将オススメの日本酒を4種類ほど用意してもらいました。
今回用意してもらった日本酒は
岐阜県の「蓬莱 純米吟醸」
鳥取県の「いなたひめ 純米」
三重県の「瀧自慢 純米吟醸」
長野県の「豪笑 辛口純米」
(どれもガラスの酒器に移されて提供されたので写真はなし・・・。)
1品目は「蕎麦の実と夏野菜のサラダ」。
蕎麦の実と同じくらいに切りそろえられた夏野菜を和えたものでプチプチサクサクといい食感。蕎麦の実の甘みが香ばしいなぁ。
こちらは「蕎麦と里芋のコロッケ」。
蕎麦がきと里芋を練って作ったコロッケでねっとりホクホク。
蕎麦と聞いてすべて和食だと思いこんでいたら2品続けて洋食とはビックリですね。
きしめんよりさらに幅広いこちらは「蕎麦刺し」。お蕎麦を刺し身として食べるなんて面白いな。
醤油の代わりにつけるのは塩か蕎麦味噌。この蕎麦味噌が美味い・・・これだけで酒が飲めるほど。
肝心の蕎麦刺しはもっちりとした歯ごたえで、同じ蕎麦でも厚さや幅が違うだけでこんなにも食感や味わいが変わるのかと関心しきりでした。
真っ白なパスタ皿で出てきたのは「蕎麦がき」。
今まで食べてきた蕎麦がきとは全く違う、真っ白で柔らかそうな見た目です。ふわふわで箸でちぎることができるほど柔らか。
蕎麦の香りは優しめでわさび醤油をつけて食べるともちもち食感。
ちょっと箸休めに「蕎麦湯」。
とろっとした飲み口でホッとする。
続いて出てきたのは、巻き寿司のような「蕎麦巻き」です。
左から蕎麦と野菜、卵焼きのシンプルなもの、真ん中がキュウリの代わりに干瓢が入ったもの、一番右がシンプルなものに明太子が入ったものです。
食感は本当に巻き寿司のようで、それでいて米ほど甘みがないから巻いてある野菜の味がよく分かりますね。
個人的には干瓢入りが好き♪
「揚げた蕎麦がきと鶏の汁物」。雰囲気的には鶏南蛮の汁に揚げた蕎麦がきを入れて煮込んだような感じです。
鶏出汁のきいた汁ともちもちな揚げ蕎麦がきが絶妙な塩梅でめちゃくちゃ美味しい。
本命の蕎麦は細切りでつるつると喉越しがよく風味豊か。
ここまでの蕎麦づくしを考えるとちょうどよい盛りの量で大満足♪
蕎麦の味にはそれほどうるさいわけではないけど、いろいろな蕎麦の味わい方を教えてもらえて楽しかったなぁ。
大将の無口ながらも気の利いた対応と貸し切りの落ち着いた雰囲気でとってもゆったりと食事ができました。
今度はランチで来てみたいなぁ。
目白大村庵
沖縄県那覇市おもろまち2-3-16
080-6491-8533
営業時間:11:00~(売切れ次第終了)
定休日:木曜日・第2,第4水曜日