大阪府大阪市・創業100年の「南自由軒」で食べるオムライスは優しい美味しさでした。

動物園前一番街のアーケードにひときわ目立つオムライスのオブジェがあります。
創業100年の歴史ある大衆洋食堂「南自由軒」で名物オムライスを食べてきました。

看板にある「通天閣より年上」は現在の2代目通天閣が1956年に出来たことからこう書いていますが、初代は1912年。今回通天閣にも登ってきたからニワカ通天閣ツウになってます（笑
とはいえ創業100年ってすごすぎるな。

店内は昔ながらの喫茶店っぽい作り。カウンター奥にあるキッチンでは写真は撮れなかったけど羽釜でご飯を炊いているようです。
そんなキッチンから小気味いいフライパンを返す音が聞こえてきたらオムライスが出来た合図。

今回は名物のオムライスとトンカツが一緒になった「牛肉オムライスと日南もち豚のトンカツ（890円）」。
最近のオムレツはナイフを入れてふわふわにとかクルクル巻いたドレスオムレツとかいろいろありますが、ここのはシンプルに薄焼き卵で巻いている。これぞオムライスですよ。
牛肉を使ったケチャップライスは程よい酸味で懐かしいながらもちょっぴり豪華な味。それを包みこむ薄焼き卵、そして上にかかっているのはケチャップではなくデミグラスソース。
これがデミグラスとグレイビーソースを合わせたような味ですごく美味しくちょっぴり優しめの独特なソースです。
オムライスにこだわり続けていたら100年経っていたというだけあるなぁ。