天下茶屋に移動して、Pさんと合流して「おでん まる米」へ。
Pさんはとってもグルメな方で、大阪の美味しい店をいろいろ知っている方。そんな人のオススメだからマズイわけない!
天下茶屋駅からすぐのところにある「おでん まる米」。レトロなタイル張りの建物に味のあるサラシの暖簾。いい雰囲気が漂ってますねぇ。
店内は厨房を囲むようにカウンターが配置され、とっても明るく活気にあふれています。
今回は大きなおでん鍋の前に座れたのでちょっとテンションが上がる!
おでんは関西風の色が濃い目の出汁で煮込むタイプ。種がぎっしり入っていてどれも味が染みているのがよく分かる。
定番のちくわ(130円)、牛すじ(180円)、厚揚げ(130円)。ちくわは箸ですっと切れるほど柔らかく、牛すじもホロホロ。
もちろん大根(150円)やがんもどき(250円)も味染み染みでめっちゃ美味い。
これは大阪ではおでんの定番とも言える「鯨のコロ(220円)」。鯨のコロとは、鯨の皮(皮下脂肪)の部分です。脂抜きした脂肪部分に出汁が染み込んで美味しいんだなぁ♪
日本酒は奈良県の篠峯 秋色生原酒 雄町 純米吟醸。
ドライでキレのある呑み口ながらふくよかな米の旨味が口いっぱいに広がる。おでんの出汁感と合うなぁ。
こちらも関西ならではなのかな? タコ(450円)のおでんは柔らかくてサクッと噛み切れる。
えのきをさっとおでんの出汁に通してパルメジャーノレッジャーノを掛けたもの(420円)。普段はマッシュルームでやっているというのだけど、えのき美味いじゃない。チーズがかかると急に洋風になるから面白い。
日本酒2杯目は宮城県のあたごのまつ 鮮烈辛口を出汁割りにして。
おでん出汁に追い鰹をして日本酒に注ぎ込むとまろやかな出汁に鰹の香りがプラスされて上品なスープのよう。
もちろん辛口日本酒のシャープな後味は残っていて満足感が尋常じゃない。これは寒い冬に呑みたいなぁ。
自家製の焼売(240円)は絶対頼んだほうがいい。粗挽きで肉の旨味がギュッと詰まった焼売メチャウマ。
濃いめの味がハイボールに合うね。
最後の一品は迷ったんだけどネギ袋((180円)。揚げの袋にたっぷりのネギがシャクシャクとした歯ごたえで火の通ったネギが甘くて出汁との相性もバッチリ。
ここは本当に美味しくて気に入ったので滞在中にまた来るかもって言っていたんだけど、営業時間が21時までと早いのが難点。
その分正午からやっているので昼呑みで楽しむのもいいなぁ。
おでん まる米
大阪府大阪市西成区花園南2-7-30
06-6659-0222
営業時間:12:00~21:00
定休日:月曜・火曜