まだ元気に酒を飲み歩いていた年末の29日。
名古屋時代の釣り仲間と忘年会ということで、大須の「木花咲耶」(コノハナサクヤ)に行ってきました。
大須の、と言っても地下鉄上前津駅からの方が近い文珠小路という裏路地に「木花咲耶」はあります。
この辺りは大賑わいな大須の商店街からは少し毛色の違う路地が多くて面白いね。
この店は沖縄でよく一緒に呑んでいたHさんに紹介してもらった店で、たまたまFBで前日にコメントを貰って、じゃ、そこで。と決まったんです。
集合時間より15分ほど早く大須に着いてしまったので、場所を確認しつつ店に向かってみると見事に満席。こりゃ他の店に行かなきゃ入れないかな?と思っていたら、ちょうど他のメンバーが到着する直前にひとり帰り、ふたり帰りと席が空いた。よかった〜。
合流前ですが早速先に入って席を確保しなきゃ。
店内はカウンターだけ、数席分のカウンターチェアがあるだけの立ち呑みスタイル。2階に座敷があるようだけど使っていなかった。団体専用かな?
メニューはなく、日本酒の好みを伝えるとラインナップから選んで出してくれるという。切り盛りしている主人の「松ちゃん」も若けりゃ、他の客層も若い。
メンバーが揃ったので早速。まずは
群馬県 龍神酒造 尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 新年御用酒
精米歩合39%のキリッとキレるスッキリ酒です。軽やかで一杯目にぴったりだ。
この日のお通しは白菜の浅漬、コウナゴの唐揚げ、味玉子。
年齢層は若いが、いろいろな職種の人が集まっていてそれぞれも話が面白い。意気投合してみんなで乾杯!
いつもの沖縄でなくキリッと冷える本州で呑んでいるんだから燗が呑みたいなというと
埼玉県 神亀酒造 神亀 純米酒 上槽中汲 生
新亀を55度の熱燗で出してくれた。いつもならもう少しぬるめでもらうんだけど、「これはこの呑み方が美味いから」と松ちゃん。一度70度くらいまで上げてから冷ましながら温度調節しているらしい。どっしりコクのある旨味で確かに美味いぞ。
おつまみに豚の角煮をもらったけど写真がないや・・・。メニューがないのでフードもその日にあるものだけが出されるようです。この日はカツオの刺身とかあったなぁ。
新潟県 青木酒造 鶴齢 特別純米 五百万石 寒熟
酸味のあるものが呑みたいと言ったらこれが出てきた。
どっしりしつつもフルーティで美味い。
途中、こんなお酒や
山形県 菊勇酒造 三十六人衆 純米超辛口 美山錦
こんなお酒をちょこっとだけ味見させてもらいながら
愛知県 関谷醸造 蓬莱泉 吟
閉店の21時までワイワイ飲ませてもらいました。何より松ちゃんのキャラが良く、それに惹かれて集まってくる客層が面白く、それを肴に飲める楽しい店って感じ。話す内容はそれぞれがディープなため万人受けはしないと思うけど、ハマればめちゃくちゃ楽しいと思う。
いやぁ、いい店だった。また行きたいなぁ。
木花咲耶(コノハナサクヤ)
愛知県名古屋市中区大須3-42-23
052-265-5615
営業時間:11:00~21:00
定休日:水曜日