台湾での晩ごはんといえば夜市や小籠包、台湾料理のレストランが人気ですが、夜市よりゆっくりできてレストランよりカジュアルなところがいいって場合もありますよね。
そんなときオススメなのが熱炒(ラーチャオ)と呼ばれる台湾式居酒屋です。
しない中央部にある林森公園南部にはそんな熱炒がたくさん並んでいます。その中から今回は「33區熱炒」へ。
店先には水槽があって新鮮な海産物が並んでいます。これらを選んで調理していただくこともできますよ。
水槽脇の入り口から入って行くと、タバコを吸うかどうか聞かれて、吸わないと言ったら隣の店舗に案内された・・・どうやらこちらは喫煙者用のスペースらしい。帰り際に覗いたらこちら側だけ混雑していた。
禁煙スペースとして案内された店舗は喫煙側と違って黒とレンガが基調の大人っぽいカッコいいインテリアでした。奥の方にもテーブルが並んでいてかなり広いです。なのに禁煙グループがいなかったのか、自分たちが出るまで誰も客が入ってこず貸切状態でした。喫煙側は混雑なのに・・・。でも、こういった分煙は非喫煙者には嬉しいね。
日本語メニューも用意されていましたがイマイチ分かりづらかった(笑 台湾語のメニューと見比べながら選んだのがこちら。
まずは鶏肉のXO醤炒め。ひとくち食べて、おたがいに「うまっ!」といったほど美味しかった。XO醤に含まれるいろんな旨味がでているのかなぁ。
ハマグリのバジル炒め。これは東南アジアのどこに行ってもあるイメージ。
プリプリなハマグリが絶妙な火加減で固くなっていないのがいい。辛さもクセも適度でいいねぇ。
今回の旅行で初めて見た台灣啤酒「爽啤」。ダブルホップながら爽やかでスッキリしている。レギュラーの台灣啤酒より少しだけ苦味が強いかな。
美味しいけど激辛だったのがこの牛肉のピリ辛鍋。小さなコンロに乗せられていてグツグツと煮立っている鍋の中央には生卵。玉子を溶いて混ぜると若干マイルドになるんだけど、それでも一瞬で汗が吹き出るほど辛い。でも、止まらない。うめー!、あつー!、からー!
ここにもあった!睡蓮の茎炒め。シャキシャキとした歯ごたえがたまらない。
こんな感じの料理のほとんどが100〜250NT$(約300〜800円)ととってもリーズナブルです。2人で料理4品とビール(大瓶)3本で3,600円でした。安いですよね〜。
人数がもっと多ければ頼める料理も増えるので割安感がアップするでしょうね。5〜6人で行きたいお店だ。
33區熱炒生猛海鮮
台湾臺北市中山區長安東路一段63-1號
(+886) 225633687
営業時間:17:00~翌2:30
定休日:旧正月