ホントにベトナムの麺料理は奥が深いんです。
この日食べたのはBún Mắm(ブン・マム)という細い米麺です。
こんな看板の小さな店に入ってみました。上の3つはどんなものか分からないけど、Búnって書いてあるから同じ麺を使っているんでしょうかねぇ?
手前のそうめんみたいなのがBún。奥には太めのBúnもありますね。さっきのメニューはこの太いのを使うのかな?
店内はどこも同じような感じで、折りたたみのテーブルとプラスティックの小さな椅子が並んでいます。
きました。これがBún Mắm(ブン・マム)。ハム(多分Chả Lụa)、フライドガーリック、ピーナツが乗っています。別皿でハーブやモヤシも付いてきました。
このMắm(マム)という調味料をかけて混ぜて食べます。このマムはあのヌクマム(Nước mắm)のMắmです。Nướcが水・液体の意味なので、魚醤を濾す前のものって感じかな。海老や魚を塩で漬けて発酵させたものですね。
独特の臭みと塩味にちょっとクセがありますが、これがハマると美味いんです。日本でいう塩辛みたいな感じかな。
ライムを絞ったら臭みもスッキリとして食べやすくなりました。地元のお兄さんの真似をして唐辛子をかじりながら食べたらヒーーーーー!!!
店の名前は分からないけど、場所はこのあたり。毎日開いていましたよ。
食べ終わって外に出たら、Bầu Cua Tôm Cá(バウクアトムカー)というベトナムの賭けゲームをやっている人たちがいました。
ゲームの名前にもあるように、ひょうたん(Bầu)、蟹(Cua)、魚(Cá)、鶏(Gà)、エビ(Tôm)、シカ(Nai)の6種類が描いてあるボードゲームで、この6種類が描かれた3つのサイコロを振り、どの絵が出るか事前に賭けるというゲーム。基本的に大人が結構な額をバシバシ賭けていくんですが、テトの時だけ子どもの参加も許されるようです。この集団の中にも子どもがいて、結構勝っていました(笑