福岡県 福岡市・バックバーには2,200本オーバー!薬院の「WHISKY BAR LEICHHARDT」で至福のひととき。

薬院駅のすぐ近くに気になっていたバーがあったのでクライアントさんと締めにやってきました。

ウィスキー・バー ライカード
薬院駅近くの“三角市場”のすぐ隣のビルの5階にある「WHISKY BAR LEICHHARDT(ウィスキー・バー ライカード)」はおそらく九州一番のバックバーじゃないだろうか・・・。ドアを開け、薄暗い店内に入っていくと目の前に広がる数千本のボトルたち。思わず声が出るほど圧巻です。

ショーケース
マスターにボトルの数を把握しているか質問したら、「全部で2,242本、いや、今日1本開けたから2,243本ですね」とさらっと。「毎日ボトルを拭いているのでどこに何があるかも把握しているつもりです」とも。ウイスキーに対する愛を感じました。

新道
そんな中からクライアントさんがいただいたのは、地元福岡県に新しくできた「新道蒸溜所」の「新道 -SHINDO- EX‑BOURBON BARREL SINGLE MALT for JWS福岡2025」。香りだけ嗅がせていただいたら、甘くてオイリーなクリームっぽかった。
後日、通常販売の「SHINDO EXPERIMENTAL 01」を飲ませてもらったけど、まだ3年と若い熟成とはいえとってもフルーティでトフィーな美味しさでびっくりしました。

TAMDHU
オレはマスターにシェリー樽熟成のオススメをお願いしてみました。こういう店ではマスターのオススメに隠れた銘酒があるんですよね〜。
出してくれたのは「TAMDHU European Oak Sherry Hogshead 2009」。
一目見るだけでわかるシェリー樽熟成の深めのアンバーのような色が特徴的です。ドライフルーツやハチミツのような余韻の長い甘さとスパイスやウッディな感じもする。すこーし水を垂らすと香りが一気に開く。これはすごい。

ライカード18周年記念ボトル
つづいてクライアントさんの2杯目。
「Celebration of the 18th anniversary of BAR LEICHHARDT SECRET SPEYSIDE DISTILLERD in 1994 AGED 27 YEARS」というこの店の18周年記念ボトルです。もちろん他で飲むことのできないお酒で、中身はスペイサイドの「何か」。マスター曰く「マッカランのようなニュアンスがある」らしい。

GLENBURGIE
オレは「Glenburgie 1995‑2020 Aged 24 Years THE WHISKY HOOP」。普段、ブルックラディが好きで飲んでいるという話をしたら、ノンピート系でオススメを出してくれました。
THE WHISKY HOOPがシグナトリー・ヴィンテージ社と連携してボトリングしたもので、ホグスヘッド熟成のシナモンのような香りと麦芽のまろやかな甘味、24年という長期熟成ゆえの丸みのあるアルコール感がとってもスムース。めちゃくちゃリッチな味わいで、こんなの飲んだら他に行けないよ・・・。

圧巻のバックバーから始まり、マスターのウイスキーの知識と美しい所作を堪能し、本当に素敵な体験ができました。
ここはぜひまた、福岡に来たら寄りたいバーだなぁ。

Bar LEICHHARDT(ウィスキー・バー ライカード)
福岡県福岡市中央区渡辺通2-2-1 西村ビル5F
092-215-1414
営業時間:19:30〜2:00
定休日:月曜日

WHISKY BAR LEICHHARDTバー / 渡辺通駅薬院駅天神南駅

夜総合点★★★★ 4.0

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