今回のタイ旅行の大きな目的のひとつに実弾射撃体験があったので、事前にオンラインで予約をしておきました。

予約したのは「BKK Shooting by MARU」という日本人が経営している射撃場です。
LINEを使って日本語でやり取りができて、ホテルからも送迎があったので楽ちんでした。
射撃場は市内のホテルから車で30分ほどのドンムアン空港近くで、タイ警察のスポーツ施設の中にあります。実際にタイ警察や軍が射撃の練習に使ったりする場所なんだそうです。
到着して一通り注意点などを指導していただき、そこから射撃プランを決めていきます。最初は一番安い9mm自動拳銃を想定していたんだけど、いろいろ説明を聞いてみるとあれもこれも気になって・・・気がつけばハンドガン2種(100発)、ショットガン1種(25発)を友人と二人で半分ずつ撃つことになりました。
それではいざ、射撃場へ。

オーナーのMARUさんの指導のもと、2人の女性警察官がサポートについてくれました。
手際よく実弾の装填などの準備が進んでいくんですが、目の前で見ていると緊張感が高まりますね。

映画では見たことがあるけど、銃火器について詳しいわけではないので初めて見るすべてが興味深い。

まずは一番小さなハンドガンから。
Glock 17
口径:9x19mm パラベラム
装弾数:17発
フレーム:ポリマー樹脂
オーストリアのグロック社製の自動拳銃でポリマーフレームだから案外軽い。警察・軍隊で広く使われているモデルなんだそうです。
撃ってみると反動はあるもののトリガー(引き金)は軽く「こんな力で撃てちゃうの?」って感じ。

次は45口径と言われるハンドガン。
Colt M1911A1
口径:.45 ACP
装弾数:7発
フレーム:スチール
アメリカのコルト社の自動拳銃で、アメリカ軍が使っていたものと同じモデルらしい。
反動は結構強くて、ある程度連射するんですが1発撃つごとに狙いを定め直すのが大変だった。Glockと違ってスチール製でずっしりと重く想像していた“射撃感”に近くて面白かったなぁ。

最後はショットガン(散弾銃)。
Derya Arms 20GA
口径:12ゲージ
装弾数:4発+1発
ターミネータでジャコッ!とやってたアレですね。反動はかなり強くライフルエンドを当てている右肩が痛くなるほど。そして排莢のためのポンプアクションは思った以上に激しくしなきゃでひとつひとつの動作が大きく派手ですね。

一発でターゲットが穴だらけになるのは壮観だけどおかげでボロボロに・・・。
穴の大きさでどれがどの銃で撃ったものか分かりますね。胸の部分に集中しているように見えるけど、多分最初は外しまくってたと思う。

撃ち終わったあとターゲットを取ってくるついでに壁に当たって変形した実弾をいただきました。薬莢は再利用できてしまうので持ち出しが禁止されているようですが、使い終わった実弾はただの鉛の塊なので大丈夫なんだそうです。
この体験は本当に面白かったなぁ。ハワイなどで体験できるものの多くは火薬の量を減らしたりしているようだけど、ここのは警察や軍の練習にも使っているということから火薬の量も通常通りでその分迫力もすごい。
そこそこいいお値段するけど、やってみてよかったなぁ。興味のある方はぜひ!
BKK Shooting by MARU
201, 74 9 Vibhavadi Rangsit 64 Alley, Talat Bang Khen, Lak Si, Bangkok
+66-84-424-3394
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜日
WEB:http://csat-bangkok.com/