東急池上線「旗の台駅」近くに美味しい焼鳥の店があると聞いて奥さんと行ってきました。
駅を東口側に降りて徒歩3分ほどの場所にあるのは「鳥樹 東口店」。最初、「トリキに行こう」と聞いて鳥●族かと勘違いしたのはナイショ。
同じ旗の台駅の西口側に本店、蒲田駅にも店舗があるようです。
1階はカウンターとテーブル、2階は座敷になっているようです。
カウンターに座って、鶏が焼かれていく様子を見ているとどのメニューも美味しそうに見える・・・。
とりあえずは乾杯してメニューをじっくり考える。
焼鳥屋といっても串焼きはごく普通の部位があるだけで、メインは半身を網で焼く「若鶏焼き」が売りです。メニューにしっかりと「裏メニューあり」と書いてあるのが面白いですね。聞いたらその日だけのメニューに乗せるほど量がない部位があったりするそうです。
お通しが面白く、納豆と鶏出汁のスープ。
まずは定番の「やきとり(540円)」。よくあるもも肉だけの串ではなく、1本の串にもも肉や鶏皮など2〜3種類の部位が刺さっています。間のネギもいいねぇ。
焼き加減も絶妙で、いろいろな部位が刺さっているから難しいと思うのだけどすべてがしっとりと柔らかで美味い。
「特大手羽焼き(1,270円)」は名物の若鶏焼きのひとつで、手羽から胸にかけての1/4身が焼いてある。
「特大もも焼き(1,270円)」というのもあったからそちらと合わせて半身って感じでしょうね。手羽焼きは胸部分が多いので脂が少なくさっぱりした味。でもパサつくこともないので強火の遠火でじっくりとって感じでしょうか。
「鳥樹サラダ(880円)」は大根サラダをベースに蒸し鶏が乗っていてボリューム満点。ドレッシングも美味しくいい箸休めになりました。
そして食べた中で一番美味しかったのが「ももたたき(620円)」。表面がパリッと焼かれていて、たたきといってもレアな感じではなくしっかり焼かれているのにジューシー。ネギ醤油ダレをつけて食べると鶏の旨味とタレのさっぱり噛んでめちゃくちゃ美味しい。ビールも進むってもんですよ。
シンプルなメニューが多く、鶏の美味しさを再確認できるような店でかなり気に入っちゃいました。
冬のメニューに鍋があるんだけど、それも気になるなぁ。これは寒いうちにもう一度行かなきゃ!
鳥樹 東口店
東京都品川区旗の台2-9-22
03-3787-7218
営業時間:17:00〜0:00
定休日:火曜日