テレビなどでもおなじみの、他とはちょっと違うハヤシライスを食べるために五反田の「グリルエフ」にやってきました。
五反田駅前の細い路地を入ったところにひときわ目立つツタの絡まった建物は、昭和25年に建てられたという「グリルエフ」。当時はフランス料理店だったようですが、いまではみんなに親しまれる洋食店として営業されています。
ちょうどお昼時で数人の待ちが出ていましたが20分ほどで入店することができました。
店内1階は15名ほどが入れるカウンターとテーブル。古き良きレトロな雰囲気でとっても高級感がある。
ガラス張りの厨房の奥では注文が入ってからひとつづつ作るというハヤシライスが大きなフライパンで炒められています。やっぱり人気はハヤシライスなんですね。
ソースポットから溢れんばかりに盛られた「ハヤシライス（1,500円）」は昭和25年の創業当時から変わらないレシピで作られたデミグラスソースで作られています。煮込んで作るハヤシライスと違って炒めて作っているので具材が大きく残っているのが特徴です。
肉も玉ねぎも存在感があり、ほろ苦さと甘さの複雑なデミグラスソースの深い味わいがたまりません。ソース部分のとろみはあまりなくサラッとしていて見た目に反して食べた感じが軽い。
ウワサでは聞いていたけど、ここのハヤシライスは本当に美味しいなぁ。でも知っているハヤシライスと違うので別のものを食べたような気分です。
タンシチューやグラタンなど老舗洋食店ならではの美味しそうなものがいろいろあったので、また食べに来たいなぁ。
グリルエフ
東京都品川区東五反田1-13-9
03-3441-2902
営業時間：11:00〜14:30 17:00〜21:00
定休日：日曜日・祝日