北海道を中心に、最近は都内にも10店舗以上を構える「根室花まる」の第1号店 根室本店にやってきました。
東京に行くと必ずといっていいほど蒲田店に行くぐらいハマっている店の本店となればテンションも期待も上がりまくりです。
釧路空港からレンタカーで根室まで約2時間(途中厚岸で休憩)、交差点表示にロシア語が併記されている根室市街地に入ってすぐに「根室花まる 根室本店」はあります。
店内は最近の回転寿司に比べればそれほど広くなく、その代わりに順番待ちの待合スペースがかなり広く取られています。
入店が正午ごろだったのでかなりの待ち時間を覚悟していたのですが30分ほどで席につくことが出来ました。都内だったら100組待ちとかあるので・・・。
通常のメニューの他にその日のおすすめネタが店の奥の黒板に大きく書かれていました。
北海道らしいネタが並んでいますね〜。
脂の乗った「真イワシ」は新生姜をたっぷり乗せて。新鮮で臭みもなく美味しいぞ〜。
「根室花まる」に来たら「とろにしん」は外せない。口に入れたらとろける脂で、生のニシンってこんなに美味しいんだって毎回思っちゃう。
根室といえば花咲蟹!トゲトゲで食べるのが大変な花咲蟹もお寿司になればラクに美味しくいただけますね。蟹の味が濃くて旨すぎる〜!!
大好きなサーモンもこっちでは中落ちで食べられる。これが知る人ぞ知るここの名物でめちゃくちゃ美味しいんですよ。
汁物もたくさんあって「ホッケのすり身汁」「げんげ汁」「氷下魚(こまい)の三平汁」など北海道ならではの汁物が目を引きます。そんな中から今回は「花咲蟹の鉄砲汁」。
大きな花咲蟹の腕が入った味噌汁は出汁が出ていてとっても美味しい。見た目からして贅沢な汁物だなぁ。
忘れちゃいけない「紅鮭のすじこ醤油漬け」。ねっとりプチプチで1貫分の筋子で丼一杯食べられるんじゃないかってほど。通風になってでも食べとけ!って思う一品です。
今回の発見は釧路以東では「アスパラ巻き」が比較的普通だということ。さすが北海道!
茹でたアスパラガスをワサビマヨネーズで細巻きにしただけなんだけど、アスパラが甘くて甘くて。シャクッとした歯ごたえとアスパラの甘み、わさびマヨのツン!がとっても合うんです。
北海道の春の山菜といえば行者にんにくです。釧路あたりでは道脇にも生えている山菜ですが、天ぷらにして手巻きにすると醤油漬けやお浸しとも違った美味しさです。
今回の旅で行者にんにくをたくさん買って帰ってきましたが、バター醤油炒めもとっても美味しかったですよ。
程よく水分が抜け、昆布の旨味が移った「ボタンエビ昆布締め」もおすすめ。プリプリで旨味倍増。美味しいですよ。
今回のシメは「炙りとろサーモン焦がし醤油」。普段からサーモンは大好きなんですが、やっぱり北海道のサーモンは美味しすぎる。
ちょっぴり濃い目の焦がし醤油もいいアクセントで大満足なランチとなりました。
気になるお値段ですが、3人で6,000円ほど。東京で食べると空輸代なども入っているのかちょっと高めな印象ですが、お酒を飲まなかったこともありかなり安く感じました。
北海道の中でも根室市はかなり遠いところですが、ここに来たからにはぜひ寄って欲しいお店ですね。
回転寿司 根室花まる 根室店
北海道根室市花園町9-35
0153-24-1444
営業時間:11:00〜22:00
定休日:不定休
回転寿司 根室花まる 根室店 (回転寿司 / 根室駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5