台中から行きと同じく新幹線で台北に帰ってきました。
取り急ぎ台北での宿にチェックインし、普洱茶を買いたかったので迪化街に向かったのでした。
古くからある乾物屋が数多く並ぶ迪化街ですが、最近はモダンなカフェや雑貨屋が増えていますねぇ。そんな中、迪化207博物館という入場無料のギャラリーのようなものがあったので入ってみました。
この日展示されていたのは門や窓格子など。最初は「なんだこれ?」だったんですが、ガラスの模様や木の組み方、鉄格子のデザインなんかを見ていたら「おもしろいぞ!」に変わってきました。中国文化からくるデザインって勢いがあるっていうかグイグイ来るっていうか、日本人とは違う感性なんだよね〜。
上の窓格子を作るための治具までも展示されていて、美術的にもクラフト的にも楽しめる展示でしたよ。
その上のフロアに上がってみたら、セルフサービスのカフェコーナーや常設展のようなカセットテープの展示&視聴コーナーもありました。若い人たちはカセットプレイヤーへのセットの仕方も分からないんですね・・・説明書を見ながら楽しそうに聞いていたのが印象的でした。
カセットテープの展示コーナーには日本の歌手が・・・winkとか宮沢りえとか懐かしすぎる。
お目当ての普洱茶も手に入れて、ドライマンゴーとかチープな網でできたトートバッグなんかを買い物しつつフラフラしていたら、美味しそうな粽(ちまき)屋を発見。
購入したのは南粽という、迪化街の帆立の貝柱、干し椎茸、金華ハム、アワビなどが入った豪華なもの。もっちもちのご飯もしっかりとした味付けで美味い。これで約500円は結構お得かも。
そんな粽を食べていたら「川崎さんですよね?」と髭面の男性から声をかけられた・・・みたら東京の友人O氏!! 数年ぶりですね〜。ヒゲまで白くなってダンディになってるし!いやぁ、こんなところでばったり友人に会うとは世界も狭いね。
粽屋は店舗情報を探しても見つからなかったけど、この辺りです。
迪化街をフラフラしつつ、夕方になってきたので寧夏夜市の方へ向かうことにしました。実は、台北に着いてすぐに華陰街にある福元胡椒餅に向かったのですが休みで胡椒餅難民になっていたんです。それでここを思い出して来てみたというわけ。
焼きたてなのでアツアツ! 貼り付けて焼くから少し垂れたような形に焼き上がっているのが分かりますか?
カリカリの皮の中身は肉まんのような餡なんですが、これがギュッとした肉肉しい餡で歯ごたえもよくジューシー。溢れ出る肉汁で火傷しないようにご注意を。はぁー。久々の胡椒餅美味かった〜。
福州胡椒餅攤
台北市大同區寧夏路45號
営業時間:16:00〜22:00
定休日:なし