ホテルに朝食がついていたので、のんびりとチェックアウトして、この日は台北に移動の日。
台中駅までタクシーで向かう途中に、台中の超ベタ人気スポット「宮原眼科」に寄ることにしました。
店舗の前のレンガ造りの軒下からして画になりますね。
そして「宮原眼科」へ。この建物は1927年に建てられたようですね。と、台湾好きの方ならこの建物が「眼科」ではないことはご存知かと思いますが、そうでない方に説明すると、日本統治時代に日本人医師が開業した眼科の建物をリノベーションしたカフェ&スイーツショップなんです。
宮原眼科の人気の一つがこの入口からも分かるように、建物の作りがとんでもなくゴージャスなんです。当時一体どれほどのお金がかかったんでしょうか・・・。
店内も3階まで吹き抜けの大きな本棚があったりと、テーマパークのアトラクションかと思うほどの造りです。
人気のパイナップルケーキや太陽餅、お茶などのパッケージもその次代に合わせてレトロちっくなデザインになっています。このパッケージが「かわいい」と台湾中だけでなく観光客にも人気になったというわけ。上手いことやってますね〜。
2階はレストラン・カフェになっていて、本格的な台湾料理からスイーツまで楽しめます。1階と違って一人250NT$(約750円)以上注文しないと入れないので人も少なくゆっくり過ごせます。
250NT$以上と聞いて、お茶だけじゃ足らないのでかき氷でも食べてみるかと「季節のかき氷」なるものを注文したら・・・何だこれ、ブロック状の物が出てきたぞ。中心に円筒状に穴が空いているブロックにマンゴーのかき氷を固めて、その周りにカットマンゴーとパッションフルーツゼリー、ドラゴンフルーツのソース、上にはマンゴーアイスまで乗っています。これを一人で食べきるのはなかなか至難の業ですよ(笑 上に乗っている梅の木は砂糖を固めたもの。流石にこれは残しました・・・。
インパクトがある見た目に、後から入ってきたお客さんも目が釘付けでした。
ちなみには3階にはトイレがあって、トイレもガラス張りでなかなかのインパクトでした。店内の上からの眺めはレストラン利用者しか見れないんですよね。なんか得した気分?
お腹が冷えてかなり涼しくなったところですぐ近くの臺鐵台中駅まで歩いたんですが、4年前に台中に来たときから大きく変わっていて、ロータリーはキレイに、臺鐵の駅舎も近代的なものに変わっていました。隣には古い建物も残っていて、かろうじて前に見た景色が残っているなといった感じ。
ここから3つ先の新烏日という駅まで行って、そこで台湾高速鉄道(新幹線)に乗り換えて台北へ向かいましょう。
宮原眼科
台中市中區中山路20號
06-4-2227-1927
営業時間:10:00〜22:00
定休日:なし
宮原眼科 (カフェ・喫茶(その他) / 台中)
昼総合点★★★★☆ 4.0