自分の誕生日に3ヶ月待ちのレストランを予約していたのに、東京出張で落ち込んでいたら、宮古島にあるダグズ・バーガーのダグさんからステキなお誘いが来ました。
宮古島のダグズ・グリル出だしている多良間牛を東京で食べようというのです。これは行くしかないでしょう♪
西麻布の「日本料理 おおつかようすけ」は普段から多良間牛を取り扱っていますが、この日は特別メニューの多良間牛づくしコースでいただきました。
まずは「多良間牛ランプたたき セロリとごぼうのきんぴら」。多良間牛のランプ肉は脂が少なくサッパリとした赤身。さっと炙ることによって香ばしさと、肉本来の旨味を引き出しています。そして何より柔らかい!! セロリのきんぴらも絶妙な歯ごたえ。きんぴらの甘辛い味付けがワインにも合いますねぇ。
ワインはダグさん本人が持ち込んだ、どれも多良間牛に合うものがセレクトされていて赤ワインのニガテなオレでもスイスイイケちゃう。
にこやかに料理を仕上げていくおおつかようすけ氏。美味しいものを作る顔してますよ(笑
先ほどと同じランプ肉ですが、こちらは外側の少し脂のある方。それを「たけのことわさび菜のすき焼き風」に。絶妙な日の通り加減の多良間牛に溶き卵をかけて。とろける旨さです。
薄切りのフィレ肉は炭の上でしゃぶしゃぶのように一瞬だけ火が通るように炙るだけ。さっと火が通ることで脂が溶け、口に入れると一瞬でなくなるようだ。
日本酒に切り替え、山形県 鯉川酒造 鯉川 中取り純米吟醸 生酒をいただく。口に広がった脂をさっと流してくれ、すっと引く切れの良い日本酒です。
カウンターから厨房を覗いていたら、大きな塊肉が用意されています。
イチボ肉とランプ肉のローストでした。柔らかすぎずいい歯ごたえで、噛みしめるとギュッと旨味が溢れ出る。思わず赤ワインに戻ったり。
日本酒二種類目は鳥取県 山根酒造 日置桜 純米吟醸 「伝承強力」。どっしりとした旨味と酸味。
〆のごはんは、土鍋で炊いたランプ肉外側の炊き込みごはん。あっさり目の味付けながら多良間牛がごろごろと入っていて存在感のある炊き込みご飯でした。少し残ったご飯はカウンター席限定でお土産にしてもらったり♪
今回は多良間牛づくしで通常メニューではありませんでしたが、もちろん普段のメニューにも多良間牛は使われています。そして、宮古島のダグズ・グリルでも多良間牛は味わうことが出来るので、今年の夏は宮古島で食べなきゃなぁ。
日本料理 おおつかようすけ
東京都港区西麻布1-4-26
03-3403-4588
営業時間:18:30~23:30
定休日:土曜日
日本料理 おおつかようすけ (割烹・小料理 / 乃木坂駅、六本木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0