バンコクのセーンセープ運河で乗合船に乗ってみた。

バンコクにはいろんな乗り物が市民、観光客の足として活躍しています。
BTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)はおなじみですが、今回は市内を横断する運河の乗り合いボートに乗ってみました。

バンコクの移動手段といえばBTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、タクシーなどが観光客の移動手段として一般的ですが、他にもバイクタクシー、シーロー(軽トラの荷台を座席に改造したタクシー)、ソンテウ(ミニトラックの荷台を座席に改造したトラック)などもちょっと慣れた観光客や市民の「陸上」の足として親しまれています。
そして、今回は市内を横断する運河の乗り合いボートに乗ってみました。今では運河のほとんどが埋め立てなどで減ってきてしまったようですが、セーンセープ運河の東のWat Sri Bunruang(ワット・スリ・ブンルアン)から西のPanfa Leelard(パンファ・リーラード)までの27駅で運行されています。

波止場というか駅
今回はBTSのチットロムから歩いて運河まで行き、Chidlom(チッドロム)の波止場から4駅先のAsoke(アソーク)まで乗ってみました。
BTSではチットロムがChitLomですが船はChidLom、アソークもAsokがAsokeなんですね。
川の上にせり出た波止場というか駅は係員などはおらず、船が来たら乗り込んで車掌のような係員に行き先を伝えてお金を払うシステムです。

駅名表示板
電車のような駅名表示板がありました。乗り込む方角と降りる駅を間違えないように。

料金表
駅には料金表が貼ってあるので、事前に小銭を用意しておくとスムーズです。

船の上
係員に行き先を伝えると、料金表ではChidlomからAsokeまで12B(約40円)ですが、なぜか11Bでした。
前半分にはベンチがあり、後ろ半分は立ち乗りになります。
水しぶきが入ってこないように川際に座った人にはロープを引っ張るという仕事が待っています。

水面ギリギリを滑るように進む船は思ったより快適ですね。
若干、川の臭いがする箇所もありましたが、風も涼しく渋滞もないので行先によってはかなり便利なんじゃないでしょうか。

すれ違う船
逆方向行きの船とすれ違うときは、波や水しぶきを考慮してか、どちらかが減速してスレ違います。アトラクションじゃないのでこれはありがたい(笑

センセープ運河で乗合船に乗った。
バンコクに来てほぼすべての交通機関に乗ったけど、観光客もぜひ乗って欲しい乗り物だなぁ。
シーローやソンテウは荷物になった気分だけど、こっちは純粋に乗り物として景色も楽しめるしいいと思う。まぁ、景色と言ってもビルの裏やゴミの浮いた川だったりしますが(笑
次に王宮方面に行くときはこれを使うのも良さそうだな。

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