6月に台湾に行った時に買ってきた台湾産ウイスキーKAVALANの飲み比べをするよと声を掛けて8人が集まってホームパーティ。
そのウイスキーに合う料理は何がいいかと悩んでいたらいいタイミングで山原（沖縄本島北部）産のイノシシが手に入った。同時に山桜の薪ももらったのでそれらを使ってスモークグリルをすることにしました。
解凍し塩漬け。いろんなバーベキューシーズニングもあるんだけど、今回は初めての食材なので素材の味を楽しむためにシンプルに塩だけで調理することにしました。
桜の木の薪は2時間ほど水に浸けておきます。こうすることによってすぐに燃えてしまわずに煙を出すことになるので、その煙を使ってスモークします。
1日半ほど塩漬けした肉を丁寧に洗い、日陰で半日ほど乾燥させたら次はいよいよスモークです。スモーカーグリルに炭を起こし、その上に湿らせた桜の木の薪を乗せて110度で2時間ほどスモークします。
これぐらい色がついたら、今度はアルミホイルで包んで低温ローストします。炭をどけて4時間ほどグリルの中で肉を休ませて出来上がり。
小さいイノシシだったからか臭みもなく、肉も柔らかい。こりゃ美味いぞ。また食べたいな〜。
用意した台湾産ウイスキーKAVALANはオリジナルとシェリー樽仕込み、バーボン樽仕込み、ワイン樽仕込みの4種類。
オリジナルはアルコール度数40%。バニラのような甘い香りで正統派ウイスキーの味わい。樽仕込みはアルコール度数57%！さすがに度数が高いのでガツンと来る。味わいはかなり個性的で好き嫌いがわかれるかも？と思ったけど、トゥワイスやロックにすると急に飲みやすくなる。シェリーは華やかで爽やか。バーボンは甘く香ばしい。ワインは苦味とフルーツのような後味。どれも面白いなぁ。個人的にはロックで飲むシェリー樽仕込みが気に入ったな。
こちらは宮古島で釣ってきたマグロから作ったツナペースト。これが美味いんだよなぁ。このツナを作るために釣ってきたと言っても過言ではないっ！
やっぱり、スモークとウイスキーの相性はいいなぁ。まだ桜の木も残っているので、今年の夏はスモークしまくろうっと。