今では沖縄のみならず、日本全国で活躍中の小島シェフのフレンチケータリングを食べてきました。
約一年ぶりです。待ち遠しかった〜。
今回の会場はお友達のお家。先日結婚したCHIEさんのための集まりだったのですが、コウタロウくんが熱を出してしまって参加できず・・・。残念。
毎度、料理のこととなると真剣すぎて馬鹿になる小島シェフ。かっこいいね〜。
そんなわけで、家主ひ〜さん、てんもりさん、やっさん&マイコさん夫婦と6人でコーススタートです。
まずは前菜「自家製クリームチーズと新玉葱」。甘い新玉葱と自家製クリームチーズの酸味が絶妙です。コヘンルーダという薬草の花の軽い苦味もいいアクセント。あ〜、小島シェフの味だぁ♪
続いても冷製前菜「読谷沖・メアジの軽いスモーク」。読谷沖の根付きメアジを軽くスモークしたもので、ふわっと香るスモークに余分な水分が飛んでねっとりとした口当たりになっています。色鮮やかな花びらはナスタチウム(キンレンカ)の花びら。もちろん食べられますよ。個人的に今回のナンバーワンメニューでした♪
濃厚なスープはブルテというそうです。島ゴボウと・・・土!のスープ。上にかかった黒いものは土を混ぜたパンを砕いたもの。土といってもジャリジャリしていないですよ(笑 そしてトロットロのフォアグラ。フレッシュフォアグラを真空パックにせず紙包み(トルセ)で輸送したこだわりの逸品。中心部分がレア状態でトロォ〜リ。うんまっ!
「ソウシハギ、コブシメの足、キリアナゴのポシェ」。ポシェってのはフランス語で茹でるの意。通常は内蔵に毒を持つソウシハギも何故か東海岸側(泡瀬沖)では毒がないそうです。とはいえ素人が捌いて食べてはいけない魚。コブシメの足は大きく太い。このサイズだと2kgぐらいあったのかも。キリアナゴは初めて聞いたけど、かなり大型のアナゴらしい。どれもフワフワの柔らかい食感。ニンニクの泡とコヘンルーダの葉っぱが薬味かな。
パンももちろん沖縄産。今回はヒジキとアオサ。ヒジキのパンは和風な味で面白い。アオサは春の香りだなぁ。
口直しにトマトの冷製スープ。黄色と赤のトマトで二層になってる。カワイイな〜。少し垂らしたアガベシロップで自然な甘さです。
今回の鳥料理はジビエ。ヤンバルで獲られたキジバトをロティ(ロースト)。ちょっとグロテスクな脚付きもも肉は野性味溢れる肉の味と歯ごたえ。ビーツの色がなんとも血のような色だけど意外と優しい味付け。
待ってました!本日のメインメニュー「大宜味村産 純血アグーの低速ロティ」。今ではほとんど食べられなくなってしまった純血アグーのロティです。そこらで食べられる「あぐー」はJAの商標ですから全くもって別物ですよ。噛みしめるたびに溢れる旨味。あぁ〜今年もアグーが食べられた。幸せ!国際通りの焼肉屋に入って「あぐーおいしい!」とか伝えているマスコミとかホントムカつく(笑
デザートは「自家製チーズのクレメ・ダンジュ 焦がし黒糖のグラス」。グラス(グラッセ)ってのはアイスのようなもの。だけどプルンとした食感は黒糖の風味と相まって不思議なデザートです。クレメ・ダンジュはふわっとしたメレンゲ状のチーズ。優しい酸味で美味しい〜。
あぁ〜、小島シェフのコースも終わっちゃった。次はいつかな。夏ぐらいにウチに呼びたいな。
コウタロウくんの熱で来れなかったCHIEさんのために小島シェフが作ったテイクアウトセット。これは贅沢なお惣菜セットだ(笑
カウンターに真っ青な飲み物があったので聞いたらタイのお茶だって。「Butterfly Pea(バタフライピー)」っていうらしいけど、お茶っぽい味もしないただの青い水(笑
こちらはてんもりさんの新兵器RX1R。おー。R付は初めて見た!α7(24-70mm付)より寄れて使いやすそうだったな〜。カコイイ!
ひ〜さん家のホストネコじゅんじ登場。今回も何とか抱っこさせてくれました。うちのジンジャーですらなかなか抱っこできないのに(涙
毎回思うんだけど、小島シェフの料理をもっといろんな人に食べてもらって、沖縄の食材の可能性をもっと知ってほしいなぁ。いつかAUGMで来沖するグルメな人たちを集めて小島会やりたいな〜。みんな忙しくしてるから無理かな?
あ、最後に。3月7日(金)23:30より日本テレビ「未来シアター」で小島シェフが放映されるそうです。(沖縄では3/15(土)OTVで15:55から)忘れずに見なきゃ!