バンコクに移動してもうすぐ一週間になりますが、ダナンでのお話。
ダナンに到着した翌日、ホテルから歩いていけるところにある小さなカフェ兼携帯修理屋でSIMカードを買いに行ったんです。
買ったSIMがどうも無制限プランに設定されていなかったらしく、翌日また店に行って設定変更出来ないか確認しに行きました。
でも、SIM担当の男性がいなくて、ベトナム語しか話せない女性が対応してくれたのですが埒があかずに店の奥に声を掛けて出てきたのが中学生ぐらいの女の子だったんです。
その時はもう少ししたら担当の人が戻るから午後2時にまた来てくださいとカタコトの日本語で教えてくれただけだったのですが・・・。
その日の夕方。
晩ご飯を食べるために自転車を走らせていると、後ろのスクーターから声を掛けられました。
最初はヘルメット+マスクでよく分からなかったのですが、SIM屋の女の子です。お母さんの運転するスクーターで中学校からの帰り道に見かけて声を掛けてくれたみたいです。
その時は信号待ちの時間だけだったのですが、日本語で話がしたいから電話番号を教えて欲しいと。お母さんの携帯電話で番号交換しました。
とはいえ、ベトナムのSIMだからベトナムから出たら繋がらないし、掛かってくることもないと思っていたんですけどね。
それから数日。
電話がかかってきて、学校の帰りに友達と一緒に話をしたいから喫茶店で会えないかと。
いやいや、オレだったら異国の知らない人と会うなんて怖いよ?それでも彼女はお母さんと友達と一緒に行くからと引かない・・・。というわけで会うことになりました。
彼女の名前は Dao Thuy Thuy Duong(ダオ・トゥイ・トゥイ・ドゥオン)ちゃん。
両親と3人暮らし。母親は旅行代理店勤務。SIM屋(カフェ)はおばあちゃんのお店で、自宅は学校から遠いので近いおばあちゃんの家に帰っているんだとか。
日本語学校の3年生(14歳)、3年生といっても中学校が4年制なので日本で言うと中2らしい。
1年3年は土曜と日曜日が休みで午前中のみ、2年4年は木曜と日曜日が休みで午後からの授業のみなんだって。学年で授業時間や休みが違うのが面白いね。
UPU(万国郵便連合)主催の手紙コンクールで優勝するほどの語学力を持っています。(お母さんが自慢気に表彰式の写真を見せてくれました)
日本語は学校の他に日本の歌や漫画で勉強していて、AKB48やドラえもん、名探偵コナンなどが好きということ。
来年はお母さんと日本へ行く予定らしい。日本に行ったら桜を見てみたいけど寒そうだから夏に行くかも?今の時期のダナンは気温28度位なんですが、やっぱりベトナムの人にしたら寒いらしい。
こっちもベトナムのことを少し質問してみました。ベトナムの名物はアオザイとノンラー(藁笠)とコーヒー。
食べ物についても色々聞きました。オススメはバイン・セオ。チェーには2種類あるんだよとか。
こんなことを話しながら30分ほど話をしました。
すごく勉強熱心で、なかなか学校以外で生の日本語に接する機会がないので嬉しかったらしい。
もし自分が日本で外国語を勉強していても、なかなか見かけた外国人に声かけられないな・・・と思うとスゴイ。
オレも英語勉強頑張らなきゃなぁ・・・。
Cảm ơn tất cả các bạn!
Tiếp theo chúng ta hãy gặp nhau ở Nhật Bản.