沖縄市知花におにぎりを出す喫茶店があると聞いて面白そうなので行ってみました。
向かったのは沖縄市知花にある「三日月の日」という喫茶店。知花交差点から少し北に行ったところにあって外観からもレトロな雰囲気が漂っています。
店内もかなりレトロで、オジサンからするとなんとも懐かしい雰囲気です。
U字のカウンターに小さなテーブルが3つ。革張りのカウンタースツールがかっこいいなぁ。
今回はいろいろある「お握り」の中からおにぎり2つと小鉢・汁物セットを注文してみました。
おにぎりは11種類あって、250円〜500円となかなかいいお値段(とこのときは思っていた)。
まずは1つ目「のどぐろだし香る塩お握り(300円)」。シンプルな塩おにぎりだけどのどぐろの出汁塩を使っていて、横にも少し添えられています。
米にもこだわっていて、島根県産のコシヒカリが使われていました。
握り加減が優しく、ひとくち食べると崩れてしまって持てなくなり後半は箸で食べることになってしまうんですが、米の甘みが引き立つ旨味の濃い塩で握ったお握りは美味しいですね。
続いては一番高いお握り「豚角煮と高菜マヨ(500円)」。こちらは海苔を敷いた上に丸いおにぎり、その上に大きな豚角煮とマヨネーズ、高菜、糸唐辛子と見た目も豪華ですね。
おにぎりといえば米の中に具材だと思っていたのですが(笑
これもやっぱり一口目以降は手で持って食べられない・・・とっても柔らかな豚角煮は甘辛く、高菜のピリ辛とマヨの脂分とのマッチングは最高。小さな丼の感覚で箸でいただきました。
盛り付けもオシャレでいいんだけど、おにぎりである以上はかぶりつきたいなぁ。そう思うと東京の「ぼんご」はちゃんとかぶりつけるもんなぁ。
「本日の小鉢・汁物セット(400円)」は小鉢が「季節野菜の浅漬(単品価格200円)」、汁物が「あさりのお味噌汁(単品価格300円)」。
彩りの良い浅漬はさっぱりとしたピクルスのような漬け加減でポリポリと口直しにちょうどいい。
アサリの味噌汁も沁みるなぁ。
プリンなどのスイーツもあって、コーヒーもサイフォンを使った本格的な淹れ方で美味しそうでした。
最初は強気だと思っていた価格もこの素材と味なら満足かな。
でもやっぱり食べにくさはどうしようもないですね。おにぎりである必要背はあんまり感じないから小丼屋でいいんじゃない?
個人的には次回はスイーツとコーヒーで利用したいな。
三日月の日
沖縄県沖縄市知花6-23-11
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月・木曜日