西成はホルモン激戦区。そんな中に新しくできた「元祖ホルモン テツ」がこってりクセになる味で美味しかった！
昭和生まれの方には見覚えがありそうな、漫画「じゃりン子チエ」に登場しそうな外観の「元祖ホルモン テツ」。
大阪の夏は暑いながらも日が沈むと爽やかな風が吹いていて、外で飲むのも苦にならない。この雰囲気いいなぁ。
店先に鉄板の焼台があって、注文が入るとそこで焼いてくれるので焼きたてアツアツのホルモンが食べられます。
メニューはこんな感じ。レバー、ホルモンは分かるんだけど･･･アブラって何？と聞いたら豚の小腸周りの脂で通称「キクアブラ」。別名「大トロホルモン」と呼ばれる部位だそうです。
まずはホルモン。いろいろな部位が入っているけどメインは小腸。余分な脂がキレイに掃除されていて、柔らかな食感がとってもいい。濃厚な甘辛いタレが鉄板で焼くことによって香ばしくて更に濃厚になっています。これは酒が進むなー。
レバーも、基本的な味付けは同じなんだけど、焼き加減が絶妙で焼きすぎていなくて粉っぽさがない。しっとりサクサクした食感がいい。
そしてこれがアブラ。ブリッとした歯ごたえで、もっと脂っこいものだと思っていたけどコリコリした歯ごたえと、脂の旨味が最高にいい。
今回の西成旅のチープ部門ナンバーワンの味だな。（豪華部門は伊勢海老とかアワビとかいろいろ♪）
そして（ここの）〆はこれらのホルモンを使った焼きそば。こんなの美味いに決まってるやーん！
もっちもちの麺に濃厚なタレと脂、そこにホルモンのクニクニとした歯ごたえがプラスされておっさんパラダイス。
近所にあったら週3で通っちゃいそう。
こういうチープながらもここにしかない味が味わえるのが西成のいいところかもね。
さてさて、次はいつ来ましょうか。
元祖ホルモン テツ
大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-10-22
営業時間：11:00~22:00
定休日：不定休