ちょっと前だけど、和食 樂のM氏に誘われて、久茂地の日本酒バル ちろりで開催された「酒を愉しむ会」に参加してきました。
二部制の前半だけ参加したのですが、和歌山・平和酒造の紀土-KID-の杜氏 柴田さんを迎えての会でした。
地酒 日本酒バル ちろり。軒先の杉玉がいいですね。
店内はカウンターと小さなテーブル、座敷と25席ほど。小さな店ながら思ったよりはいるんですね。
この日の肴は決まっていてこの中からお酒に合うものをお店の方がお酒のタイミングを見て出してくれました。
平和酒造の杜氏 柴田 秀道さん。
お酒の熱い語りを交えながら楽しく飲ませていただきました。
まずは紀土 純米。まろやかで柔らかい香り。改めて純米酒の美味しさを感じる一杯でした。
紀土 純米吟醸
スッキリとキレのある甘味と酸味が、まさに「キレイなお酒」って感じ。
紀土 純米大吟醸50
大吟醸になってくるとやっぱりサラッとしたのみ口が多くて旨味が減っちゃうな。キケンなお酒ってやつですね。
そんなお酒にはカツオのたたきサラダ仕立て。塩タタキでも合うんじゃないかな〜。
紀土 純米大吟醸45
更に磨いた精米歩合45%の大吟醸。キュウリのような青い香りが爽やか。
甘エビの沖漬け。海老の頭の味噌をチュって吸ってクイッと一杯。最高すぎる。
紀土 純米大吟醸40
ここまで来ると透明感ありすぎて、個人的には物足らないかな。獺祭の2割3分なんて水ですから(笑
それでも40%にとどめているので柔らかな余韻は残っていて、そこが紀土の美味しいところ。
紀土 純米吟醸 夏ノ疾風
夏限定の純吟は、スキッとした酸味でキンキンに冷やして飲むと最高!
紀土 特別純米 カラクチキッド
ちょっと特別なキレッキレなカラクチ純米。辛口っていっても甘みが残るので↓こんなのに合いますよね〜。
炙ったエイヒレと鮭とばです。辛口のぬる燗に合わせても美味しいよね。
紀土 純米 あがらの田で育てた山田錦 低精白80%
長い名前だけど「あがらの」とは「私達の」って意味で、自分たちで酒米の山田錦を作って、和歌山の水、米で作ったこだわりいっぱいのお酒です。
どっしりとしつつもスッと引く酸もある、蔵人さんが好きな味なんだろうね。
紀土 大吟醸 精米歩合35%
2017 SAKE COMPETITIONを受賞した輝かしい実績の大吟醸。
紀土 純米大吟醸 Sparkling
最後にこれを持ってくるか〜。華やかな泡感で〆るなんて粋ですね。
いやぁ、これだけの数の同一銘柄を飲み比べることが出来るとは。かなり貴重な体験でした。
企画して蔵人さんを連れてきた酒屋さんが、三重の方でオレの高校の先輩(7年上なので被ってませんが)ってのもビックリ。地元の話で盛り上がってしまいましたよ。
今度地元に帰ったら酒屋さんにも寄ってみますね。
それに、ちろりもいいお店だった。今度は通常営業の時に来ようっと。
地酒 日本酒バル ちろり
沖縄県那覇市久茂地3-3-3
098-943-3466
営業時間:17:00~翌5:00
定休日:不定休
地酒 日本酒バル ちろり (日本酒バー / 県庁前駅、美栄橋駅、旭橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5