平安座島・浜比嘉島 〜 塩づくり→Island Table

今日は晴天の下、平安座島、浜比嘉島に行って来ました。
目的は平安座島にある与那城漁港内にあるアイランドテーブルさんの試食会。
美味しい物が食べられるらしいぞ〜♪

午前10時半ごろ。まずは与那城漁港で競りを見学です。
台風あとで量も魚種も少なめだというものの、色とりどりの魚がいっぱい並んでいました。

競り

ワタリガニ

ここで競り落とした魚介がアイランドテーブルで料理になって出されるんですね。
新鮮さにまさる調味料はないですね。

アイランドテーブルと同じ会社が経営する「古民家スパ たばぁ〜家」を見学して、
もう一つの地産品「塩」を作る工程を体験するために浜比嘉島の「手作り塩工房」へ。

目の前の真っ青な海から組み上げられた海水(約3%)を約20%まで太陽と風で濃縮し、それを釜で焚いて塩を作っています。
今回は体験ということで、その濃縮海水を小さな土鍋で焚いて海塩を作ってみました。

この海から汲んだ海水で塩を作ります。

塩、出来ました。

ぐつぐつ焚くこと30分でサラサラの塩が出来上がります。
これが作る人によって(火加減やかき混ぜ方?)味がぜんぜん違うんだよなぁ。不思議。

塩づくりのあとはいよいよランチタイム!
まずは、アイランドテーブルサラダ。これがすごいボリュームなんです。
通常は、多人数でワイワイ食べて欲しいということでこの量の1.5倍ぐらいあるようです。
今回は2名づつでシェアするということで、これでも小さめに盛られた方なんです。
新鮮な魚介はもとより、ベーコンや手間を惜しまないことを常に意識しているというシェフがこだわりぬいた手捏ねソーセージが美味い。

アイランドテーブルサラダ

続いてはブイヤベース。
魚はシチューマチとオジサンかな?ぎゅっと旨みの凝縮したスープにはエビ、イカ、ホタテといろいろな出汁が染み出している。

ブイヤベース

次に出されたのは、ビタロー(ヨスジフエダイ)のアクアパッツァ。
白身がホクホクで美味い〜!アサリの出汁、ケイパの酸味がほどよくて顔の骨までばらして、最後の最後まで「すっぷって(しゃぶるの沖縄方言)」しまいました。
トマトがほんとに甘くて良いアクセントだったな〜。

アクアパッツァ

この段階で腹八分目を超えようかというほど満腹だったのですが・・・。
ここに来てワタリガニを食べないわけにも行かないでしょう。
ワタリガニはお店のロゴにも使われているように、ここ与那城漁港は沖縄随一のワタリガニの漁獲高を誇っているそうです。
そんなワタリガニを使ったトマトクリームパスタは見た目も味も最高。
隣のテーブルでは外国人ファミリーがワタリガニのボイルを美味しそうに食べていました。美味しさは国境を超える(笑

ワタリガニのトマトクリームパスタ

満腹だけどデザートはもちろん別腹。(あぁ、ダイエット中なのに・・・。)
表面のカラメルをパリっと割って一口食べると、甘さ控えめながら濃厚な味わいが広がります。
塩が入ることによって、甘さがスッキリして濃厚なのにクドくなく食べられました。
コースのデザートとは思えないほど大きいんだけど、まだまだ食べれそう(笑

塩クレームブリュレ

今回の料理は全てこの笑顔が眩しい竹田シェフによるもの。
シャイで人前に出るのは・・・と仰っていましたが、その分、裏では手間を惜しみません。
とっても美味しかったです!
招待してくださったYさん、アイランドテーブル店長 長峰さん、その他スタッフの皆さんありがとうございました。

シェフの竹田さん

今まで平安座島は伊計島へ行くための通過点でしか無かったですが、窓越しに海(漁港ですがw)を見ながら新鮮な魚介料理を楽しめ、那覇から1時間ほどのドライブで到着できるということで、観光客はもちろん県民にとってもちょっとした旅行気分が味わえるのではないでしょうか。
これから追加されるという冬向けメニューも楽しみだなぁ。
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフのようにカラマリとクラムチャウダーを是非出して欲しいなぁ。
テイクアウトが出来たらビーチに行って食べるのもいいかも。

カイトボード気持ちよさそう〜。

帰り道、海中道路入り口でカイトボードを楽しむ人達を見学。
いつ見ても楽しそうだなぁ。いつかやってみたい♪

その他の写真はこちらから。
Island Table


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