めぇみち

ワックス掛けと所用(これはまた別のエントリで)でこの日のお昼は16時。
何を食べようか迷いましたが、ほっこりしたものを・・・ということで「おむすび」を食べに行きました。

宜野湾の大山、58号線から少し入った住宅地に「めぇみち」というおむすびの美味しい店があります。
外観は普通の沖縄の住宅。玄関先にある「商い中」と書かれたしゃもじと暖簾が店であることを示す以外、至って普通です。

めぇみち

靴を脱いで店内に入ると小さなテーブルがひとつと6人ほどが掛けられるカウンターがあります。
お昼でもなく夜でもない時間だったので、お客は自分たち以外誰も。

今日の具材

お昼の食事のメニューはおむすび1つか2つのセットのみ。
夜はワインに合う肉やパスタもあるらしいけど、今日の目的はおむすびなので問題ない。
夜メニューは後日行ってみたいけど・・・。

おむすびの具材は11種類(!)。そのうち黄色で書かれた6種類は自家製の具材。
もちろん、ここは手作りの具材から選びたいですよね。

かちゅーゆ

注文を終えるとまず出されるのが「かちゅーゆ」。
かちゅーゆというのは「カツオ湯」のことで、沖縄の昔ながらのお吸い物でたっぷりの鰹節にお湯を注いだだけのもの。
シンプルながらもダイレクトに鰹の旨味が味わえます。
そこにお好みで味噌を溶いたり、山椒の粉を振ってみたり。
しみじみ。

おむすび2個セット

おむすびの具材は黒板を見てすぐに決めた。
オレの大好物が使われている2品、「鮭の西京焼き」と「つなじゃこカレー」です。
海苔が直に巻かれた大きなおむすびが2つと、もずく納豆、丸干しいわし、カブと島にんじんのグリル、からし菜のピクルス、キュウリ、ナス、パプリカのぬか漬け、大根の千枚漬け。

鮭の西京焼き

玄米にレンズ豆や山椒などを混ぜたご飯でギュッと握られたおむすびにはほぐされた鮭がたっぷり。
一口ごとに美味しさを感じる。
自然と噛む回数が増えるのはいつまでも飲み込みたくない味のおかげか(笑

ツナじゃこカレー

つなじゃこカレーも狙い通りの美味しさ。
海外から帰ってすぐにこのおむすびを食べたら泣くな。

カリッと焼かれた丸干しいわしが香ばしく、おむすび→イワシ→かちゅーゆのトライアングルから抜け出せない。
箸休めなんて言ったら申し訳ないぐらいの野菜たちも実に美味い。

南瓜のチーズケーキ

デザートは南瓜のチーズケーキ。
ねっとりと甘い南瓜たっぷりのチーズケーキは甘さ控えめで和食にも合うデザート。

正直、最初はおむすび2個で1000円は高いかな・・・と思いましたが、丁寧に作られたおいしい「ごはん」には十分その価値がありました。
疲れた時にこそたべたい料理ですね。


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