生ハム解体ショー in てだこ亭

土曜日にてだこ亭に行った時、みどりシェフから生ハム解体模合に誘われました。
模合（もあい）といってもゲスト参加ですが、贅沢にも骨付き生ハムの切り分けをしつつ食べ放題という夢の食事会に行って来ました。

模合というのはグループで毎回いくらか一定のお金を出し合い、メンバーがそのお金を一人ずつ順番に受け取っていく、といういわゆる民間金融システムです。
でも、それだけではなく新しく知り合いがお店を開いたりしたら、そこで月に一回宴会をして助けてあげようと企画されることもあるようです。助け合いの精神や信頼とはいえ貯金でなく仲間内でまとまった金額を貸し借りするのは沖縄独特の文化ですよね。

桃の節句と言うことでみどりシェフのお母さんが作られたちらし寿司と蛤のおすまし･･･ではなくアサリと播州ハムのプリップリソーセージの入ったミネストローネを頂きながら生ハム様の登場を待ちます。
山盛りの生野菜と焼きたてフォカッチャが用意され、いよいよ本日の主役登場！

播州ハムさんで製造された骨付き生ハムは飴色に輝いています。
そして、みどりシェフが皮の部分や塩っぱくて食べられない部分などを丁寧にそぎ落としていきます。
ホントに塩っぱいの？と欠片をかじるてんもりさんとオレ。
思ったよりは塩っぱくないけど、やっぱり食べるとしたらそのままではなく塩抜きして料理に使うとかなら良さそう。

スライサーではなく手で削がれた生ハムは贅沢なほど分厚い。
まずはそのままで。ギュッと凝縮された肉の旨みと程よいスモーク臭が口中に広がります。
次は焼きたてフォカッチャにレタスとキュウリ、ニンジンなどと一緒に挟んでかぶりついてみる。
美味すぎる･･･。
いつもてだこ亭に行くたびに焼きたてフォカッチャでサンドウィッチを作りたいと思っていたけど、こんな形で贅沢極厚生ハムを挟んで食すことが出来るなんて。
フォカッチャも生ハムも美味いけど、何より県産の野菜が美味い！
ニンジンなんて柿のような甘さです。

人生初の生ハム食べ放題。一年分は食べたでしょうね〜。
もうしばらく生ハムはいいです（笑

今回は模合にゲスト参加という形で営業時間外に食べさせていただきましたが、この生ハムはお店の方でも数量限定でしばらくの間提供されることと思います。
ぜひ、極厚生ハムを食べにてだこ亭へ！