デジタルシネマは大容量。


これからの映画上映方法としてフルデジタルが期待されていますが
その容量はとんでもない数字になるようです。

日経エレクトロニクスより
「ハリウッドが決めた映画館の画質はこれ」、DCCJがデジタル・シネマ
ディジタルシネマコンソーシアム(DCCJ)は「国際ディジタルシネマ・シンポジウム2005」を開催し、この中で米国の大手映画会社が一般の映画館での上映を想定して決めたデジタル・シネマの仕様に基づくデモンストレーションを行った。具体的にはハリウッドの大手スタジオ7社が組織する業界団体「DCI」の仕様「Digital Cinema System Specification」に基づくもので、細かな仕様まで合わせ込んでの上映は今回が初めてという。同仕様は2005年3月31日の段階でバージョン5.1の段階にある。今後は、SMPTEで標準化作業を進める予定。

デモで上映したのは、4K/2Kのデジタル・シネマの画質を検証するためにDCIが用意した「StEM」と呼ぶ12分の評価用映像である。画面画素数は4096×2160。フレーム速度は24フレーム/秒。フレーム画像はTIFF形式で圧縮してあり、階調数は16ビット、色空間は「SMPTE X’ Y’ Z’」で表現する。1フレーム当たりのデータ量は41Mバイトで、12分で合計682Gバイトになる。

12分で680Gということは1分あたり約57MB。
スターウォーズ・エピソード3「シスの復讐」は140分ということなので・・・7,980GB!?
約8テラもの容量が一本の映画で必要となるんですね。
映画のフィルムよりもかさばるんじゃないでしょうか(笑

実際まだまだ音声、映像共にフルデジタル対応の映画館は少ないですが沖縄にも今年末にできる予定。
早くその実力を自分の目で確かめたいなー♪

琉球新報:デジタル放映を導入 「南風原シネマ」年末に開館

Posted: Mon - June 6, 2005 at 02:27 PM  |   |   |   |  このエントリーを含むはてなブックマーク  | ランキングを見てみる
 




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