フルーツといっていいか分からないけど甘くて美味しい。
でも、多分日本じゃ店頭で見る事なんて無いだろうなぁ。

沖縄は日本国内で売っているフルーツの大半は手に入る場所だと思う。
オーソドックスなリンゴやイチゴをはじめ、マンゴー、パイナップルなどのトロピカルフルーツ、アテモヤやランブータン、ジャックフルーツといった内地ではめったに見ないものまで売られています。

だけど、今回のフルーツは沖縄でも見たことがないです。
見たことがないというのは店先でのこと。実際は民家の庭や中央分離帯、植物園では見たことがあるんですけどね。
まずは写真をどうぞ。



実はコレ、モンステラの実なんです。
見た目は大きなツクシみたいです。大きさは大体30cm…トウモロコシみたいなものです。
まだ熟していない青い時期に採って、置いておくと甘く熟してきます。
このモンステラの実は先日、友人の庭先に成ったものを頂いてきたもの。昨日辺りから甘い香りがしてきたので突いてみたらポロっと皮が取れて果肉が見えたので早速食べてみました。

ポロポロと表面の固い皮をはずしていくと中からクリーム色の果肉が見えてきます。
その果肉がスナックパインのように外れ、食べてみると甘く、パイナップルとバナナを足したような味です。
食感はあまりねっとりとしていないバナナでほのかな酸味がパイナップル風。かなり美味しいと思うんだけどなぁ。
小さなフォークで皮と果肉をはずしながら食べるのはちょっと面倒ですけどね。
確かに加工もしづらそうなので栽培してまで店頭に並べるというには無理があるのかもしれないけど、家に成っているのなら食べればいいのに。
普通は切って捨てちゃうんだそうです。もったいない。