「プロ写真家向けソフト」を試す「Lightroom」編
昨日のApertureに続いてLightroom編。
Lightroomのβが取れなきゃ何とも言えないって感じでしょうか。
デジカメWatchより
短期集中連載「プロ写真家向けソフト」を試す【第2回】アドビ「Lightroom」編
両方のソフトを使ってみての筆者個人の印象は、セレクト作業や画像の管理にはAperture、RAW現像および調整作業の効率化に主眼を置くならLightroomが使いやすそう、という感じ。まあ、Apertureがアップル製である以上、Windowsユーザーには選択肢はないわけで、Mac使いの筆者としてはちょっと優越感だったりする。それほど難しい要求さえしなければiPhotoという手もあるし。
Apertureは自動「Stack」というアイディアが素晴らしいし、複数コマの同時ズーム表示が可能なことなど、ベストなカットを選び出す作業が非常に効率よく行なえる。検索機能や管理機能も優秀だ。また、「Web Gallery」機能、ブック(オリジナル写真集)作成機能、ライトボックス表示といった、ユニークな機能も備えていて、カメラマン以外にも使いでのあるソフトに仕上がっている。
一方、Lightroomはハードウェアへの要求がきびしくない分、動作が軽いということだろう、全体的な処理が軽快だ(特にRAW現像まわり)。Photoshop CS2などに同梱されているBridgeよりも、格段に軽くて扱いやすいのがうれしい。また、表示上の画質もLightroomのほうがいい(Apertureは暗部の階調表現がきれいじゃないのだ)。
管理ならiPhotoでいいやって思っちゃうオレはやっぱりカメラマンじゃないなぁってことで(笑
Apertureがかなりのマシンスペックを必要とする反面、Lightroomはかなり軽いらしい。
これだけでも選ぶ価値ありって思います。
なんにせよβが取れてからじゃなきゃ何とも言えませんけどね。
Apertureもバージョンが上がってどう進化していくか分からないし、まだしばらくは様子見ですね。